1LE Brake -1-


ブレーキキャリパーをオーバーホールした時にローターは手をつけなかった、そこで状態を確認しようと思いタイヤを外したらキャリパーが既に錆びている・・・
塗装した塗料の塗膜が薄かったとは言えすぐに錆びるなんて。

いい加減鉄っちんキャリパーには飽き飽きなので、1LEブレーキを組むことにした。
1LEは当時88以降に設定された純正オプションでフロントのローター径が約12inch(11.85inch)、PBR製2ポッドアルミキャリパーでリアのローター径が11inch、PBR製シングルポッドアルミキャリパーで構成されていた。

リアは既に11inchローターとPBRのキャリパーを組んでいるので今回はフロントを交換する。
なおリアは89以降標準で導入されていたディスクブレーキと同じものである。
89年のTurbo T/Aにはこのブレーキが標準装備である。

コンバージョンに必要なもの、有ると便利なものは以下の通り。


1LEコンバージョンキット(画像は片側分)


1LE用P-バルブ
画像のはP/Nが14089496


純正標準用(10.5inch用)スピンドル


1LE+CD-ROM

1LEコンバージョンキットは米国で販売されているので入手は簡単で有るが、パーツはほとんどがアフターマーケット製である。
GMパーツに拘りたい人は1LE+CD-ROMにP/Nがリストアップされているのでこれを元に入手できるだろう。
ただし一部のパーツは絶版のようであるのでこれだけはアフターマーケット製しかない。

P-バルブは1LE用が有るのでこれを入手すればよい、GMから新品入手可能。
ただし年式によってP/Nが変わるので注意が必要、1LE用は2種類存在する。
89年式は前期生産と後期生産によってP-バルブが違う。
また車によってはマスターシリンダーも交換が必要なので注意しよう。

スピンドルには1LE専用が有る、恐らく今でもGMパーツの入手は可能と思われるが未確認。
1LE用でなくても標準スピンドルを改造すれば1LE用として使用可能、GMの1LE専用も実は標準用を改造していた。
つまり今車に付いているスピンドルを使用すれば良いのだが、今回は中古品を入手して改造することにした。

1LE+CD-ROMはAndyZ28氏が販売しているCD-ROMであるが、このCD-ROMが有ればコンバージョンに必要な情報はほとんど全て集まる。
1LEコンバージョンを行うときはぜひ購入をお勧めする。

作業としてはスピンドルの改造が終われば他はボルトオンで行けるので、比較的簡単な作業である。

次回はスピンドルの改造について説明する。
蛇足だが最近の米国では1LE化よりもC4 HD、LS1、C5などのブレーキを組むのが流行っている。
これらのコンバージョンやBEAR等のような市販されているブレーキキットもスピンドル改造は全く同じ事をするのである。


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