1LE Brake -2-


このプロジェクトで一番大事な作業を紹介する、標準型スピンドルの加工である。

加工内容は下画像の箇所である、標準キャリパーマウントを切断し、2箇所のダストカバー取付ネジ穴拡大である。
よって1LEではダストカバーは使用しない(使用できない)、これは1LEでは標準なので心配は無用であるが気になる場合はダストカバーを加工して取り付けると良いだろう。
ただし2箇所ネジ穴は使えないので取付には工夫が必要。


まずは標準キャリパーマウントをおおよその位置で切断する、その後2箇所のネジ穴(元はM8)をM12*1.75に変更するのだが一度アダプタープレートとのフィッティングを確認しよう。
実はここで問題発生、スピンドルのネジ穴とアダプタープレートの穴が約1mm程合ってないことが判明したのだ。
左右のスピンドル共にずれていて、ずれ方も微妙に違う。
このままネジ穴を拡大しても穴位置は変わらないのでアダプタープレートの取付が困難になってしまう。
悩んだ挙句、穴位置はそのままで拡大した、この作業は知合いの工場にお願いしたのだが、設備のそろっている工場なら穴位置の変更も可能だったかもしれない。
残念ながらお願いした工場では不可能であった。
そのためアダプタープレート取付は上側のネジ穴を基準とし、下側のネジ穴をただの穴にしてスピンドルの裏からナットで固定することにした。
この場合、ロアアームのステアリングストッパーと接触する可能性が有るが、幸いこれは回避できた。
ネジ穴の変更が終ったら、仮組みを繰り返しながらアダプタープレートと十分なクリアランスが得られるようにスピンドルをサンダーなどで仕上げる。


上側はこんな感じ


下側はこんな感じ


見えにくいが3〜5mm位は空けよう

仮組みはスピンドルとアダプタープレートの取付はもちろんだが、キャリパーマウントとキャリパー、ローターと総合的に行い、センターのずれやパッドの位置のずれが起きないように十分注意して行う。
ローターがどこに触れることなくスムーズに回転するかも確認しておこう。
今回仮組みを行った結果、スピンドルとアダプタープレートの取付に不安が残ったがしばらく様子を見て場合によっては1LE専用スピンドルとGM純正アダプタープレートを購入する予定。
キットに付属していたアダプタープレートはGM製ではないのでこれの寸法精度が気になる、またこれらパーツを固定するボルトはキットに付属のは使用せず強度10.9のキャップスクリューと強度10.9のナットに変更した。
これらボルトナットは「黒染めスプレー」で防錆処置を施してある。

スピンドルの加工が終ったら、折角だから塗装をしよう。
今回は前回のデフの時と同様に錆止め塗装後黒色で塗装した。アダプタープレートは「黒染めスプレー」で塗装。


NEXT (1LE Brake Part3)