2.73 to 3.27 (Part1)


私の車のファイナルは10Boltの2.73である、このギア比は燃費には良いが運転する楽しみをスポイルしている一因でもある。
今回はリアエンドを丸ごと交換することとでファイナルを変更することにした。

入手したのは1989 CAMARO IROC-Zから外された中古の9Boltデフである、格安で入手できたのだ。
3rd F-BodyのデフはGM製10BoltとBorg-Warner製9Boltの2種類のデフが付いていたが、これらは車体に対しては完全ボルトオンである。

10Boltと9Boltの違いはデフカバーのボルト数だけではなく内部構造も違う全くの別物である、よってこの2種類のデフ間には互換性が無い。
内部の違いの大きな特徴は、10boltが2ピニに対し9Boltは4ピニ、10Boltはアクセルシャフトの固定が"C"クリップに対し9Boltはフランジをボルトで固定するタイプ等。

また大出力には9Boltが有利との話が有るがサーキット走行やドラッグレースでもしない限りその違いを感じることは無いだろう。
逆に10Boltは色々な車種に採用されていたのでAftermarketパーツは種類が多いが9Boltは多くない。

今回デフ探しで注意したのは程度もだがファイナルのギア比も注意した、デフが車についている状態の場合はRPOコードを見ればファイナルのギア比を判断できる、以下がそのコード。

10Bolt

9Bolt

GU2

2.73

GM3

3.45

GU4

3.08

GW6

3.27

GU5

3.23

GH3

2.77

GU6

3.42

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また、"G80"が有ればLSD装備である。
デフが車から外した状態の場合はピニオンシャフトを回しアクセルシャフトとの回転比率から計算するか、デフカバーをあけてギアを調べるしか方法は無い。
ただしこれはその車が新車当時のデータなので途中で交換されている可能性も有るので最終的には直接ギアを見て判断するしかない。
LSDの有無はアクセルシャフトを回し、反対側のシャフトが同じ方向に回転するならLSD装備と判断できる。


ファイナル3.27

購入したデフはファイナルが3.27である、中古なので錆と汚れでそれなりに汚かった。
一番上の画像は錆と汚れを落として塗装した後に撮影した、デフを載せている台車は自作の木製台車。
近所のホームセンターで板とキャスターを購入して作った、これでデフの移動は楽になった。

デフ交換でブレーキも変わってしまう場合はサイドブレーキケーブルとサイドブレーキレバーも同時に購入しておこう。
レバーは実は年式とデフの違いによってP/Nが違う、場合によっては交換する必要が無いかもしれないが、場合によっては交換が必要。
なおレバーは一部の年式では新品が入手困難となっている、今回の89年式用は絶版である。

またファイナルの変更に伴いスピードメーターギアの変更が必要になる、これは次回説明する。


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