2.73 to 3.27 (Part5)


スピードメータードリブンギアの変更は簡単である、トランスミッションからVSSを外しギアを入れ替えるだけである。
VSSをトランスミッションから外す時にATFが漏れるのでトレイなどを準備しておこう。

ドライブギアは今回は同じギアなのだが・・・まずは下の画像を見ていただこう


上がT38、下がT45

ご覧のようにドリブンギアの直径がかなり違う。
このままドリブンギアを入れ替えてもVSSはトランスミッションに入らないか、入ったとしてもギアは正常に機能しない。
また最悪の場合はVSSを破壊してしまう。

この問題はドライブギアの取り付け位置を変更することで回避できる。
まずはトランスミッションのテイルハウジングを分解する。
この作業にはプロペラシャフトとトルクアームの取外しが必要なのでデフ交換時に同時に行うのが高効率で良いだろう、ファイナル変更の場合はこの作業も忘れないようにしておこう。


外したテイルハウジング

テイルハウジングを外すとスピードメータードライブギアが見える。
下の画像ではギアの前側(画像の右手)に穴が2個有るのが分かると思うが、この穴がギアを固定しているクリップの爪が入る穴である。
この穴とギアの関係は、ドリブンギアの歯数が39枚までが前側の穴、40枚以上が後ろの穴を利用するようだ。
今回の作業では38枚から45枚に変更なので、クリップを前穴利用から後ろ穴利用に変更する。

ドライブギアを外すには、ギアを固定しているクリップをアウトプットシャフト方向に押さえながらギアを動かす。
この時ギアをプラハン等で軽く叩くと簡単に動くが叩きすぎてギアを壊さないように注意する。
ドライブギアも交換する場合はこのままギアを抜き取ればよい。
ギアの位置を変更する場合はギアを充分にずらした後にクリップの位置を換え、ギアを所定の位置に動かす。

2012.03.03:追記
ドライブギアの取り付け位置変更は無駄っぽい、私のは結局ドライブギアが外れてスピードメーターが動かなくなった…
そのためドリブンギアも変更、ドライブギアは元の位置に戻すことによって解決した。 ギア径の変化を吸収するにはドリブンギアも変更もしくはVSSも変更して適切な位置にギアが来るようにするのが良いようだ。

テイルハウジング周りの作業はこれだけなので組み立てて終了だが、余裕があればOリング等を新品と交換しておこう。
全ての作業が終わったらATFのレベルを調整しスピードメーターの表示を確認しておこう。
スピードの表示に不安があればテスター屋でメータチェックを行う、もし表示誤差が大きい場合はドライブギア/ドリブンギアの組合せを変更する必要が有る。

デフファイナルとドライブギア/ドリブンギアの組合せを知りたい方はBBSに投稿してください。

これはトルクアームマウント、このブッシュをこの際新品と交換するのも良いかと。